「ローンが残ってるけど、うちの車っていくらで売れるんだろう…」
「残債があるのに売れるの?手元にお金は残るの?」
車の売却を考えるとき、誰もが一番知りたいのは「実際にいくらで売れるのか」という点です。特にローン残債がある場合は、買取額と残債の差し引きで手元にお金が残るのか、それとも不足分を払うのかが気になりますよね。
この記事では、Goo-net・カーセンサーなどの公開買取相場データ(2026年時点)をもとに、人気車種×残債額の組み合わせで「相場事例」を10パターン作成しました。あなたの車に近い条件の事例が、きっと見つかるはずです。
本記事の事例は、Goo-net・カーセンサー・価格.com等で公開されている買取相場データをもとに作成した「相場シミュレーション事例」であり、実際の成約事例ではありません。実際の買取額は車両の状態・グレード・オプション・市場動向により変動します。正確な金額は必ず実車査定を受けてご確認ください。
- 読む前に:相場事例の見方(アンダーローンとオーバーローン)
- 【車種×残債別】買取相場事例10選
- 事例から見える3つの法則
- 自分の車の相場を調べる方法
1. 読む前に:相場事例の見方
各事例では以下の計算式で「実際に手元に残るお金」を算出しています:
買取相場(査定額) − ローン残債 = 実質受取額
・プラス(アンダーローン)→ 差額が現金で手元に残る ✅
・マイナス(オーバーローン)→ 不足分を自己資金で補填、または次のローンに組み込む ⚠️
オーバーローンの場合の対処法はオーバーローンの解決策を解説した記事で詳しく紹介しています。まずは自分に近い事例を見つけて、だいたいのイメージを掴みましょう。
2. 【車種×残債別】買取相場事例10選
アルファード 2.5S Cパッケージ(3年落ち)
| 公開買取相場 | 約430万〜480万円 |
| ローン残債 | −300万円 |
| 実質受取額 | 約130万〜180万円 ✅ |
判定:アンダーローン。アルファードはリセール率が極めて高く、残債300万円でも大きくプラスになる計算です。ホワイトパール・ブラックならさらに上乗せが期待できます。
アルファード SC(1年落ち・残クレ)
| 公開買取相場 | 約500万〜580万円 |
| ローン残債(残価含む) | −550万円 |
| 実質受取額 | −50万円〜+30万円 ⚠️ |
判定:ボーダーライン。残クレ購入直後は残債が大きいため、相場の上限で売れればプラス、下限ならマイナス。複数店舗での相見積もりが必須のケースです。
ハイエース スーパーGL(5年落ち)
| 公開買取相場 | 約180万〜250万円 |
| ローン残債 | −80万円 |
| 実質受取額 | 約100万〜170万円 ✅ |
判定:アンダーローン。ハイエースは「走行距離・年式が古くても値崩れしない」商用車の王様。個人事業主の方のローン中売却事例が多い車種です。
ノア ハイブリッド(4年落ち)
| 公開買取相場 | 約150万〜200万円 |
| ローン残債 | −180万円 |
| 実質受取額 | −30万円〜+20万円 ⚠️ |
判定:残債ギリギリ。ファミリーミニバンはリセールが安定していますが、4年落ち・5万kmの節目では残債と相場が拮抗。査定額の数万円の差で明暗が分かれます。
N-BOX カスタム(3年落ち)
| 公開買取相場 | 約110万〜150万円 |
| ローン残債 | −70万円 |
| 実質受取額 | 約40万〜80万円 ✅ |
判定:アンダーローン。軽自動車販売No.1のN-BOXは中古市場でも品薄。「軽自動車だから安い」と思われがちですが、実は堅実なリセールを誇ります。
ハリアー ハイブリッド(5年落ち)
| 公開買取相場 | 約100万〜140万円 |
| ローン残債 | −120万円 |
| 実質受取額 | −20万円〜+20万円 ⚠️ |
判定:ボーダーライン。7万kmという走行距離が査定に響くゾーン。車検を通してから売るか、そのまま売るかの判断も重要です。
ランドクルーザー300(2年落ち)
| 公開買取相場 | 約700万〜900万円 |
| ローン残債 | −600万円 |
| 実質受取額 | 約100万〜300万円 ✅ |
判定:アンダーローン。ランクルは海外輸出需要で異次元のリセール率。残債600万円でもプラス転落の可能性が高い稀有な車種です。
セレナ e-POWER(6年落ち)
| 公開買取相場 | 約60万〜100万円 |
| ローン残債 | −90万円 |
| 実質受取額 | −30万円〜+10万円 ⚠️ |
判定:ややオーバーローン寄り。6年落ち・8万kmで価格帯が下がってきます。ただし長期ローン(7年)の場合は残債がこの程度に残っていることも多く、典型的な相談ケースです。
フィット e:HEV(2年落ち・フルローン)
| 公開買取相場 | 約160万〜200万円 |
| ローン残債 | −200万円 |
| 実質受取額 | −40万円〜±0万円 ⚠️ |
判定:オーバーローン。フルローン・頭金なしで購入直後はどの車種でもオーバーローンになりがち。無理に売らず、もう1〜2年乗ってから売却を検討するのも選択肢です。
ジムニーシエラ(3年落ち)
| 公開買取相場 | 約200万〜260万円 |
| ローン残債 | −100万円 |
| 実質受取額 | 約100万〜160万円 ✅ |
判定:アンダーローン。納車待ちの長さから「中古が新車より高い」現象が続く異例の車種。ローン中でも余裕のプラス計算です。
相場はあくまで目安。実際の買取額は実車査定でしか分かりません。当サイトの厳選買取店なら、ローン中の車でも無料・最短30秒で査定申込できます。
👉 無料で査定を申し込む3. 10の事例から見える「3つの法則」
法則①:車種のリセール率が全てを左右する
アルファード・ランクル・ハイエース・ジムニーなどのリセール率90%超え車種は、残債が数百万円残っていてもプラスになる計算が多い。逆に一般的なコンパクトカーは購入直後の数年はオーバーローンになりやすい傾向があります。
法則②:購入後1〜3年が最もオーバーローンになりやすい
車は購入直後に最も価値が下がります(初年度で約20%下落)。一方ローンの返済は均等に進むため、購入直後〜3年目あたりが「残債 > 車の価値」になりやすい危険ゾーンです。
法則③:同じ条件でも店舗によって20〜50万円の差が出る
今回の相場幅(例:事例1の「430万〜480万円」)は店舗間の査定差を反映したものです。残債ギリギリのボーダーラインのケース(事例2・4・6・8)では、1社多く査定を取るだけでオーバーローンからアンダーローンに転じる可能性があります。
残債があっても諦める前に、まず複数店舗の査定で「本当の価値」を知ること。特にボーダーライン上の車両ほど、店舗選びで結果が大きく変わります。
4. 自分の車の相場を調べる3ステップ
- ローン残債を確認する
ローン会社のマイページ、または電話で「一括返済時の残債額」を聞きましょう(利息計算の関係で、単純な月々残り回数×月額とは異なる場合があります)。 - 公開相場で概算を調べる
Goo-net・カーセンサーなどで、同車種・同年式・近似の走行距離の買取相場を確認します。 - 実車査定を3社以上受ける
ネット相場はあくまで目安。ローン中の車に強い買取店を含む3社以上の実車査定で、正確な数字を出してもらいましょう。
詳しい査定の仕組みはローン中の車の査定額の決まり方を解説した記事、売却手続きの全体像はローン中の車の売却方法【完全ガイド】で解説しています。
「ローンが残っている車」をめぐり、違法な「車担保金融」業者による被害が社会問題になっています。「即日現金化」「車はそのまま使える融資」などの甘い言葉には絶対に乗らないでください。正規の売却については金融庁の注意喚起ページもご参照ください。
5. まとめ:まず「いくらか」を知ることから
- ✅ 残債があっても、リセール率の高い車種なら100万円以上プラスになる事例も
- ✅ 購入後1〜3年のコンパクトカーはオーバーローンになりやすい
- ✅ ボーダーラインのケースこそ、相見積もりで結果が逆転する
- ✅ ネット相場は目安。最終的には実車査定で判断を
「うちの車はどっちなんだろう…」と思ったら、まずは無料査定で相場を知ることから始めてください。査定だけで売却を強制されることは一切ありません。
ローン中の車の査定に強い厳選店舗を比較できます。
複数店舗の相見積もりで、最高額での売却を目指しましょう。
※査定は完全無料。売却の強制は一切ありません。